ザ・ヴォイス

フランク・シナトラの人生
ピート・ハミル 馬場啓一(訳)

本体1800円 | 発売日 1999/07/19


 




Contents


シナトラはどうして多くの人々にとって重要で有り続けたのか?
20世紀最高の歌手の音楽と人生を、アメリカを代表するジャーナリスト、ピート・ハミルが独自の視点で綴る――。


■概要

フランクシナトラ――アメリカのショウビズ界において、人々に夢と癒やしを与え続けた男。イタリア移民の子として生まれ、絶え間ない差別と兄弟のいない寂しさにさらされ、新聞記者との暴力沙汰、エヴァ・ガードナーとの結婚と破局、そしてギャングとの黒い噂……。すべてを乗り越え不死鳥のごとくカムバックしてきた彼を、アメリカのすべての人々が拍手で迎えた。

本書では、『ニューヨーク・スケッチ』『愛しい女』の著作で知られるピート・ハミルが、シナトラの真実に迫る。数々の賞を受賞したジャーナリストの筆によって、今まで誰も出会ったことがないシナトラが浮かび上がる。

 

■主な内容

1明け方近く

シナトラとビング/ニューヨークの新聞記者/町の奥の闇

 

2苦しみを夢に隠して

ホボーケン/移民の子の誕生/アメリカ人として

 

3寂しい町

「最低の法律」/少年時代の傷

 

4歌こそは君

「失うものは何もなかった」/シナトラ時代到来

 

5愚かな私

ドス黒い伝説/奈落の底

 

6私のすべてを

コロンビアからキャピトルへ/リドルとの出会い/カムバックの陰で/帰り着く先は音楽

 

本書の背景


ピート・ハミル

ブルックリン生まれ。小説家、ジャーナリスト、編集者であり、映画の脚本も手掛ける。1960年代、「ニューヨーク・ポスト」紙で活躍し、その他レポーター、従軍記者、スポーツライター、コラムニストとして数々の新聞に寄稿。「ニューヨーク・ポスト」「ニューヨーク・デイリー・ニュース」では編集長も務めた。40年にわたりジャーナリストとして活躍し、その功績に対し多くの賞を受賞。報道のみにとどまらず、これまでに8冊の小説と2冊の短編集を発表している。著書に『ニューヨーク・スケッチブック』『愛しい女(上・下)』『ブルックリン物語』などがある。


馬場啓一

1948年生まれ、福岡県出身。早稲田大学法学部卒業。作家、評論家、エッセイスト。CMディレクターを経て文筆の道に入る。ミステリー、ジャズ、映画、酒、シガー、マネー、ミュージカル、そしてファッションとジャンルを広げ、小説家としても活躍中。著書に『VANグラフティ』『酒場正統派宣言』『愛と悲しみのライカ』『いきの作法』などがある。





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