外出時の快適さを意外と左右するのが、バッグや財布のチョイス。たとえば出かける場所によって、容量のほか機能性や素材の軽さにもこだわってみる。些細なことのようでも、そんなちょっとした違いがストレスなく過ごす近道に。
特に予定を決めず、街を気ままにブラつくとき。そんなゆるい気分の日は身軽でいたいから、身につけるものだってなるべくコンパクトにしたい。たとえば両手が自由に使えるバッグや、かさばらない財布だと使い勝手がいい。肩ヒジ張らず、思いのままに休日を満喫できるはずだ。
コーヒー片手に眺めるiPadを持ち歩くときにちょうどいいサイズ感なのが、このスリングバッグ。ストラップの長さ調整と解除がすばやくできる設計で動きやすい。フロントには、自転車派に嬉しいU字ロックホルダーも。
メッセンジャーバッグ5000円[W43.5× H28× D7㎝]/ティンバックツー
デニムライクなツイルと革の素朴な手触りが、休日気分にハマる2つ折り財布。こう見えて、カードが10枚も収納できる。
財布6900円/ムスタッシュ
日常生活から飛び出すトリップでは、普段以上にアクティブに動くし、持ち歩くアイテムも多彩になるはずだ。となれば、荷物を詰め込むバッグには、容量のあるものが正解だろう。そして現地では、機動力のあるサイズ感やデザイン、へこたれないタフな素材のものが頼りになる。
背負えるだけでなく斜め掛けもできる2ウェイ仕様。サングラスを傷つけずにしまえる起毛素材のポケットなど便利な機能が満載だ。1泊2日の旅にちょうどいい容量と収納力を備える。
バックパック8800円[W29× H49× D19㎝]/マジェスティック ミル
絶景との出会いを期待して見知らぬ土地を散策なんてときは、快適な背負い心地を追求したフォルムのボディバッグが便利。開口部のジッパーがボトムまで開くので、カメラやいざというときの雨具もスピーディに取り出せる。
ボディバッグ5500円[W15× H28× D10㎝]/ヴォルッタ
耐水性に富む素材が頼もしいこの財布は、コインケースが外側に付くので、支払いもスムーズだ。
財布5000円/マイケル リンネル
自然の中に溶け込み、その魅力をたっぷりと味わえるのがキャンプの醍醐味。テントサイトを歩くときは、大きな荷物はテントに置いたままにして、身のまわりのものだけを持ち歩きたい。だからこそ貴重品を入れておくバッグや財布は、ラフに扱えて動きやすいものが重宝する。
ポケットに入れると落としがちなスマホやアーミーナイフも、ジップ付きサコッシュにしまえば安心。しかもコーデュロイ製で、ボアフリースとも相性よし。
サコッシュ3800円[W27× H19× D1㎝]/ミストフォルツァ
何かと水ぬれしやすいテントサイト。テフロン加工済みの小銭入れなら、臆せず使えて心強い。
コインケース4200円※11月下旬発売予定/リレイト
| お問合わせ | ロフト |
| PHONE | 03-5210-6234 |
シンプルなデザインのバッグは、服との相性に悩まずパパッと出かけられるのが強み。その一歩先をゆく秀作といえるのが、マジェスティック ミルのバックパック。ミニマルに徹した大人顔と思いきや、かゆいところに手が届くお役立ち機能が満載で、アーバンライフには欠かせない!
日頃ジムへ行くときは、街なかを移動するから荷物はかさばらないようにしたい。主室とは別に靴専用のスペースを備えたバッグなら、服などを汚さずに持ち歩ける。
バックパック7800円[W28× H48× D15㎝]/マジェスティック ミル
ボトムのジッパーを開くと、シューズ専用の収納スペースがお目見え。完全に別室なので、気兼ねなくトレシューを突っ込んでおける。パカッと開けられるから、出し入れも簡単
いい席の組み合わせは、PC作業が不思議とはかどる。このバックパックはスリムなボディでいて、書類やラップトップがさっと取り出せるから、カフェに着いてすぐに作業に取りかかれるのが嬉しい。
バックパック6800円[W28×H45×D12㎝]/マジェスティック ミル
パッドを内蔵した背面側に、ラップトップ専用の収納を用意。ベルクロのストラップで、飛び出しも防げる。主室のフロントサイドは、ペンオーガナイザーとスマホ用ポケットも
| お問合わせ | バイタルジャパン |
| PHONE | 03-6411-0510 |
アクティブなライフスタイルを送る男にとって、相棒となるバッグにも当然ながらタフな作りが求められる。サンフランシスコを本拠地とするティンバックツーの新作なら、丈夫だからガシガシ使っても平気なうえに、ふとした瞬間に便利さを感じるようなギミックも効いている。だから毎日をもっとアクティブにしてくれるし、とりわけカラダへのフィット感や、耐久性といったスペックは、自転車ライフを愛する男にもぴったりだ。
チャリで街に繰り出すと、ゆるりと景色を楽しむときもあれば、風を切って走りたいときもある。ストラップを締め上げたり、緩めたりという動作をワンアクションでできるこのバッグなら、そのどちらにも一瞬で対応できる。
メッセンジャーバッグ1万円[W41×H27× D13㎝]/ティンバックツー
ガシガシ走る場合は、背負えるバッグが便利。これはメッセンジャーバッグのように天蓋がパッと開く設計で、中身をさっと取り出せるほか、荷物が増えても留め具の長さを調整して対応できる。
バックパック1万5000円[W40× H47× D12㎝]/ティンバックツー
| お問合わせ | ティンバックツー トウキョウ |
| PHONE | 03-6419-7381 |
必要最低限の荷物で外出するときに重宝するクラッチ。ただ、両手が使えたらよりスムーズに動ける場合もある。その点、ヴォルッタは、ショルダーバッグとして肩掛けもできる2ウェイ仕様。これならどんな装いやシーンにも溶け込み、気持ちよく出かけることができそうだ。
絶品と評判を集める店を食べ歩き。クラッチバッグにショルダーストラップを付けて斜め掛けすれば、サンドイッチをほお張りながら歩ける。 手触りのいいレザー仕立てで、掛け心地も快適そのものだ。内部は、前後の2気室に分かれているので荷物を整理しやすく、財布や小物などをすばやく取り出せる。
近所の公園にふらりと立ち寄って、森林浴気分に。そんなときは、クラッチバッグとしてラフに持って歩きたい。ネイビー地のカジュアルな表情が、ノーカラーブルゾンの力の抜けた装いになじんで、リラックスした雰囲気にも拍車をかける。
バッグ5300円[W28.5× H21× D6㎝]/ヴォルッタ
名盤との一期一会を期待してレコード店へ。バッグを斜め掛けしておけば、手に取ったレコードの品定めが心置きなくできる。ボトムのジッパーを開くとマチ幅が広がって容量を増やせるので、買い物で荷物が多くなっても安心。両手を自由にした状態を保てる点が、ショッピングにぴったり。
彼女がお気に入りのレストランで、待ち合わせをすることに。コートを主役にしたクリーンな装いでキメたら、バッグはクラッチバッグとして持つのが断然スマート。黒レザー仕立てのシックなルックスも、落ち着いた店の雰囲気にすっと溶け込んでくれる。背面側からメイン気室へのアクセスが可能なので、スマホや道中で読んだ文庫本をサッと入れておくのにも便利。
バッグ5500円[W36× H24.5× D1 〜6㎝]/ヴォルッタ
| お問合わせ | 大忠 |
| PHONE | 06-6261-0157 |
| WEBSITE | daichu-store.jp |
写真/山本 大 スタイリング/井上裕介 ヘアメイク/サトウアツキ 文/遠藤 匠 撮影協力/RATIO & C