■概要
1992年9月のウィーンでの初演以後、日本、ハンガリー、スウェーデン、オランダ、ドイツ、イタリア、フィンランド、スイス、ベルギー、韓国、中国で上演されてきた世界的ヒット作品、ミュージカル『エリザベート』。昨年、東宝新演出版が上演され、今年は全国四都市(東京・福岡・大阪・名古屋)での再演が予定されています。ロンドンでもブロードウェイでもない、新たな魅力を世界に知らしめた作品がいかにして生まれたのか、関係者へのインタビューと関連写真から浮き彫りにいたします。
■内容
<口絵>
ミュージカル『エリザベート』ウィーン版、宝塚版、東宝版初演舞台写真
<メインインタビュー>
・脚本・歌詞担当のミヒャエル・クンツェ:生い立ち、作詞家としてのポップス界での成功、大ヒットミュージカルのドイツ語翻訳家を経て『エリザベート』創作まで。
・音楽担当のシルヴェスター・リーヴァイ:生い立ち、作曲家としてのポップス界での成功、映画音楽作曲家としてのハリウッドでのキャリアを捨て『エリザベート』創作まで。
・宝塚版潤色・演出、東宝版演出・訳詞担当の小池修一郎:生い立ち、宝塚歌劇団へ入るまで、宝塚版の成功、そして東宝版上演までのエピソード。
<メイキング写真>
東宝版初演時稽古風景/スタッフ準備風景
<スペシャルインタビュー>
・ウィーン劇場協会のフランツ・ホイスラー:ウィーン版、日本版の成功を伴走者としてコメント。
・宝塚版初演でトート、東宝版初演でエリザベートを演じた女優・一路真輝:宝塚版、東宝版ともに主役として初演の舞台を踏んだエピソード。