■概要
劇団四季が上演し続ける内外名作のミュージカルが、いかにして生み出されたのか。ちょっと見ではわからない演劇的・音楽的工夫を、学生との対話という形式でやさしく解説した一冊。
増補改訂に当たり、劇団四季公演『コンタクト』(2011年1月自由劇場)プログラム、『壁抜け男』(2016年9月自由劇場)プログラムに「ABE MUSICAL SCHOOL」特別篇として掲載された原稿を加筆修正したものと、『エビータ』『アイーダ』に関する書き下ろし、『リトルマーメイド』『アラジン』『ノートルダムの鐘』についての鼎談を加え、初版時より32頁増。100点超の舞台写真が新たになり、計230点を超えるフォトエッセイとしても楽しめる保存版です。
※初版は、「四季の会」会報誌『ラ・アルプ』に2009年6月号から2012年12月号まで「ABE MUSICAL SCHOOL」として連載されたものを加筆修正し、対談を加えてまとめたものです。
■初版より継続頁(舞台写真は最新のものに)
『オペラ座の怪人』『美女と野獣』『ライオンキング』『ウェストサイド物語』『ウィキッド』『コーラスライン』『春のめざめ』『キャッツ』『マンマ・ミーア!』『クレイジー・フォー・ユー』『サウンド・オブ・ミュージック』『アスペクツ オブ ラブ』『ジーザス・クライスト=スーパースター』『オペラ座の怪人』[特別番外編]
【スペシャル対談】赤川次郎×安倍 寧
■増補頁
『エビータ』
黄金コンビが描き出した永遠のヒロイン像
『壁抜け男』
ルグランの奏でるパリの幻想と遊び心
『コンタクト』
探してみよう、『コンタクト』の“隠し味”
『アイーダ』
究極の悲劇を彩るさまざまな二重奏
【スペシャル鼎談】劇団四季 青山弥生×加藤敬二×安倍 寧
安倍 寧先生 × 赤川次郎先生
トークイベント報告(2013年8月収録)