安倍君ほど四季のことを 知りつくしている人はいない。
――浅利慶太氏
この一冊で、劇団四季ミュージカルのすべてがわかる。きょう一日でブロードウェイとウェストエンドの通になれる。劇団四季と浅利慶太のもっとも近くにいる著者、安倍 寧が、四季ブームの実体に迫り、その秘密を解き明かす。未発表のものを含む絢爛たるステージ・フォト143枚!
■目次
ミュージカルの森のなかへ
『美女と野獣』は“夢と魔法の王国”からやってきた
●ティム・ライス対談 わが伴走者たち ロイド=ウェバー/アラン・メンケン/ エルトン・ジョン
ミュージカルの森のなかへ
ロイド=ウェバーとの邂逅(であい)
『ジーザス・クライスト=スーパースター』を 生み出したふたりのイギリス人
『ジーザス』はアンドリューとティムの “ドリームコート”だ
サンプラザからドミニオン劇場までの道程(みちのり)
『エビータ』は『ジーザス』の双生児だ
『キャッツ』は「子猫ちゃんのコーラスライン」 ではないのだ
ロイド=ウェバーとスピルバーグの不思議な関係
『オペラ座の怪人』はミュージカル界の“怪人”だ
『アスペクツ オブ ラブ』 ロイド=ウェバーが編んだ音のタペストリー
ヨセフは“夢”を満載した総天然色のミュージカルだ!
めくるめく新作見本市
新作『サンセット大通り』の開幕
ビリー・ワイルダーとアンドリュー・ロイド=ウェバー 『サンセット大通り』をめぐって
ロイド=ウェバー、この劇的音楽の探究者
われらが時代のただひとりの音楽劇作曲家
ブロードウェイとともに歩む
永遠の“青春神話” 『ウェストサイド物語』は受難のうちに誕生した
「“オペラ的な”罠」あるいは 『ウェストサイド物語』の音楽的一側面
『コーラスライン』の私小説的手法
亡きマイケル・ベネットへの贈り物 浅利慶太と語る
『クレイジー・フォー・ユー』万歳! アメリカ万歳!
失われしボーイ・ミーツ・ガールを求めて
●キャメロン・マッキントッシュ対談 ミュージカル製作の奥儀はどこに
浅利慶太のすべて
●浅利慶太ロング対談 「恥ずべき崇高さ、偉大なる屈辱」
ほか