言いたい放題、野球愛!
論客エモやんがプロ野球界に物申す!
1982年に発売された『おれ、紆球曲球』(日之出出版 累計45万部)が、大幅アップデートされて昭和100年の節目の年に再臨。日本プロ野球界のご意見番、エモやんこと江本孟紀氏が令和のプロ野球界に物申す! 努力と根性の昭和野球の良さと痛快さを再認識すべしと、レジェンド監督&選手たちの逸話を交えて熱弁。「ケア」と称して選手を甘やかす傾向にある令和プロ野球のあり方、考え方に一石を投じます。そのほか、南海ホークス時代からはじまる野村克也監督との公私に渡るエピソードなど、現役時代から続くレジェンドたちとの交友録もふんだんに盛り込んだ、自身「人生の集大成」と意気込む一冊です。
「ベンチがアホやから野球ができん!」
あの引退騒動からこれまでの軌跡。
昭和プロ野球ファンなら知らぬものはいない「ベンチがアホやから野球ができん!」騒動の翌年に『おれ、紆球曲球』は発売されました。あれから40年以上が経った「今だからこそ」の冷静な視点であの騒動を振り返るとともに、野球解説者として歩んだこれまでの半生を語り尽くします。
令和の野球界に、昭和な野球人が物申す!
「新しいものはいい」「古いものは悪い」が真理ではない!これまでの野球人生経験を踏まえ「新しいやり方でもダメなものはダメだし、古いやり方でもいいものはいい」と断言するエモやん。最新のトレーニング理論によってプロ野球選手の肉体は進歩したはずなのに、長いイニングを投げられなくなりつつあるピッチャーや、年々打率が下がる一方のバッターなどの現状を憂いつつ、昭和な野球理論の視点から「令和野球をもっと面白く」するための提言を連発します!
出会いから別れまで……
ノムさんとの数奇な関係
南海ホークスにトレード入団した時からはじまったノムさん、野村監督こと野村克也氏との関係。そこから2021年の野村氏の逝去まで、50年に渡り続いたノムさん(とサッチー)との数奇な関係を語り尽くします。そして、野村氏の逝去後、エモやんが中心となって実現させた、「おかえり! ノムさん 大阪球場(なんばパークス)に。」プロジェクトのことなども収録しています!
昭和レジェンドとの痛快エピソード満載!
憧れの長嶋茂雄氏をはじめ、王貞治氏、張本勲氏、金田正一氏、門田博光氏、広岡達朗氏、森祇晶氏、掛布雅之氏、原辰徳氏ら、昭和のレジェンドたちとの話題が満載です!
令和野球を10倍面白くする!
令和野球の課題と注目点に、エモやんが鋭く迫ります! 2025年の注目選手を5人あげていて(執筆は2024年末~2025年2月)、その中にはすでに「エモやんの予測が的中!?」している部分も。メジャーに渡ったあの投手の苦境も、すでに予測していたエモやんの眼力が随所に光ります!
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著者:江本孟紀(えもとたけのり)
1947年高知県生まれ。高知商業高校、法政大学、熊谷組(社会人野球)を経て、71年東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)入団。その年、南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)移籍、76年阪神タイガースに移籍し、81年現役引退。プロ通算成績は113勝126敗19セーブ。防御率3.52、開幕投手6回、オールスター選出5回、ボーク日本記録。92年参議院議員初当選。2001年1月参議院初代内閣委員長就任。2期12年務め、04年参議院議員離職。現在はサンケイスポーツ、フジテレビ、ニッポン放送を中心にプロ野球解説者として活動。2017年秋の叙勲で旭日中綬章受章。アメリカ独立リーグ初の日本人チーム・サムライベアーズを立ち上げ総監督、タイ王国ナショナルベースボールチーム総監督として北京五輪アジア予選出場など球界の底辺拡大・発展に努めてきた。ベストセラーとなった『プロ野球を10倍楽しく見る方法』(ベストセラーズ)、『おれ、紆球曲球』(日之出出版)、『ミスタードラゴンズの失敗』(扶桑社)をはじめ著書は80冊を超える。