

character illust:丹地陽子
世界500万部突破!
不屈の女子高生エイブリーと4人の御曹司V.S.亡き大富豪との頭脳戦!
亡き大富豪トバイアスが仕掛けた暗号を解いたものの、エイブリーが相続人になった理由は謎のまま。そんな中、トバイアスが遺したあらたな謎解きゲームが出現する! 複雑に入り組んだホーソーン家の血統の謎があきらかになると同時に、エイブリーの出生に大きな秘密が隠されていることがわかり……。米ライオンズゲートによるドラマ化が本格始動! 超話題の謎解きミステリー第2巻!
エドガー賞(2021)YA部門ノミネート / Young Reader's Choice Award(2023)第1位 / YALSA (全米図書館協会) 3冠達成 (2021):10代が選ぶ第1位・ベストYAフィクション選出・読書が苦手な人でも面白いYA本選出 / Kirkus Reviews(2020)年間ベストブック選出 / ニューヨーク公共図書館(2020)ベストブック選出 /ほか

今度の舞台はアメリカ全土!
亡き大富豪が仕掛けた謎解きゲームはまだまだ続く。
亡き大富豪が仕掛けた次なる謎解きゲームのヒントは、全米各地に散らばっていた。しかしエイブリーは相続条件として、大富豪邸ホーソーンハウスに1年間住み続けねばならず、しかもホーソーンハウスを離れる事ができるのは月に3日間だけである事が判明。エイブリーは4人の御曹司たちと協力して、広大なアメリカ大陸を舞台にした危険な謎解きゲームに挑む!

エイブリーと御曹司たちとの
関係にも少しずつ変化が……?!
第1巻での謎解きゲームの後からエイブリーと4人の御曹司たちとの関係にも少しずつ心境の変化が訪れる。相変わらず魅惑的な態度でエイブリーを惑わすジェイムソン。その一方で敵対的な態度は薄れたものの、少し距離を置いている様にも見えるグレイソン……。エイブリーは「ホーソーン家の人間には惑わされない!」と心に決めつつも、どうしてもこの2人を意識してしまう。はたして第2巻でこの奇妙な三角関係はどうなる? そして、ナッシュとザンダーの身のまわりにもちょっとだけ変化が……?!
主な登場人物
グラムス姉妹
コネチカット州に住む母親違いの姉妹

エイブリー・カイリー・グラムス
コネチカット州に住む十七歳の女子高生。「九十八点じゃなくて八十点でいいから、そのぶんの労力でバイトのシフトを増やす」。そんな効率的な思考を持つ半面、いざとなったら度胸満点の行動力を見せる。見ず知らずの億万長者の遺言により、自身が相続人になったことから人生が急展開!

リビー・グラムス
エイブリーの姉(二十四歳)。パンクとゴスファッションを愛する老人介護施設の職員。「二年前にママが死んで、まだ未成年のわたしをリビーが面倒みるといいだしたときは誰もがビックリした。リビーはまだ若いし、生活もギリギリだったから。でも、それがリビー。愛情にあふれてる」(エイブリー談)
ホーソーン四兄弟
大富豪トバイアスの四人の孫。父親は全員違う

グレイソン・ダベンポート・ホーソーン
大富豪ホーソン家の御曹司の一人で、母の期待を背負った冷静沈着な次男(十九歳)。エイブリーを支え、家族を守ろうとする。「わたしは、家族を守るためならなんでもする。君がここでどんなゲームをしようとも、どんなに長くウソをつき続けようとも……必ず真実を突きとめる」

ジェイムソン・ウィンチェスター・ホーソーン
大富豪ホーソン家の御曹司の一人。謎解きが好きな奔放な三男(十八歳)。一夜にして相続人となったエイブリーに興味を持ち、一緒に祖父トバイアスが遺した謎に挑む。「ぼくは、君がおじいちゃんの最後の謎かけだって、解かなくちゃいけない最後のパズルだって思ってるんだ」

アレクサンダー・ブラックウッド・ホーソーン
大富豪ホーソン家の御曹司の一人で愛称はザンダー。気まぐれで自由人の四男(十六歳)。天才肌で発明好きで、一族のビジュアル担当を自負するが身だしなみは全然気にしない。「ぼくってさ、人間ピタゴラ装置なんだ。簡単なことをやたら複雑な方法でやる傾向にある」

ナッシュ・ウェストブルック・ホーソーン
大富豪ホーソン家の御曹司四兄弟の長男(二十五歳)。相続については達観し、状況を見守るカウボーイ。なぜかリビーのことを気に掛ける。「オレは金は欲しくない。欲しいと思ったこともない。オレからすれば、こんなもん、報いを受けて当然のヤツらを宇宙がからかってるみたいなもんだ」
その他の登場人物
ホーソーン家の人々
テキサス州の通称ホーソーンハウスの住人たち
トバイアス・タッターソール・ホーソーン
七十八歳で死去。莫大な遺産をエイブリーに譲った、全米で九番目に裕福な大富豪。ゲームやからくりをこよなく愛していた。
ナン
トバイアスの義理の母。ザンダー曰く「この屋敷の伝説のオンナ」
スカイ・ホーソーン
トバイアスの娘で四兄弟の母親。奔放なふるまいで周囲を振り回す
ザラ・ホーソーン・カリガリス
トバイアスの娘。スカイの姉。エイブリーを敵視する
ティア・カリガリス
ザラの二番目の夫コンスタンティンの姪。エイブリーと同じ学校に通う
トビー・ホーソーン
トバイアスの息子。若いころに事故死したらしい
ラフリン夫妻
ホーソーン家に古くから仕え、身の回りを世話している
エミリー・ラフリン
ラフリン夫妻の孫。姉妹の姉。十七歳のときに死去
レベッカ・ラフリン
姉妹の妹。エイブリーと同じ学校に通う。おとなしく内気な性格
エイブリーを取り巻く人々
ジョン・オーレン
ホーソーン家の警備隊長。現在はエイブリーを警護している
アリサ・オルテガ
マクナマラ・オルテガ・アンド・ジョーンズ法律事務所の弁護士。相続人であるエイブリーをサポートする
リッキー・グラムス
グラムス姉妹の父。酒浸りの毎日
ドレイク
リビーの元カレ。暴力的で姉妹につきまとう

マキシーン・リュウ
遠隔地に住むエイブリーの親友にして相談相手。愛称はマックス。アジア系のしつけが厳しい家庭に育つ。頭の回転の速さと毒舌、そして勘の鋭さでエイブリーを助ける。「ふたりでいるとこ、写真で見たんだからね。あたしの霊感が、アンタがその腹筋と交信したって告げてるんだよね」
人物相関図
第3巻『最後の賭け(仮)』2026春 刊行予定!
書店員さまからのコメント!
こんなところまで秘密が隠されていたのか!と無我夢中で読んでいました。
大垣書店コンテンツ事業部 川合千秋さん
「遺産相続」が大きなテーマなので、きっとホーソーン家の謎が解き明かされるのだろうと思っていましたが、こんなところまで秘密が隠されていたのか!と無我夢中で読んでいました。
そして主人公エイブリーの細やかな感情も見どころの一つです。
普通の女子高生である彼女がイケメン兄弟たちに向ける視線(!)や想いにドキドキが止まりません。残りの秘密、そしてこれから発生するであろう事件があるかと思うと、第3巻も楽しみで仕方がないです。
緻密に張り巡らされた謎と秘密が、少しずつ明らかになっていく様子に大興奮!
紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん
すごく楽しみにしていた『相続ゲーム』の第2巻!
前作の期待を裏切らない、さらにパワーアップしたワクワク感が止まらない面白さ!
緻密に張り巡らされた謎と秘密が、少しずつ明らかになっていく様子に大興奮!
まるで私も、亡くなった大富豪の謎解きゲームに参加しているようでした。
しかし、思わぬ危険事態の連続と、スリルが加速していく展開に目が離せません。
最後まで油断ができない、めくるめく真実に心を揺さぶられる相続謎解きミステリー!
新たなゲームが始まりそうなラストに、胸がときめくような高揚感があふれました!
もう、2ndシーズンを熱望です!
目の前に生き生きとした映像が広がり、ミステリーの楽しさが凝縮された素晴らしい作品を拝読させていただき、誠にありがとうございました!
スリリングでドラマチックな展開に、無我夢中で読み耽りました。
未来屋書店大日店 石坂華月さん
前作から数ヶ月、エイブリーが遺産相続人に選ばれた謎は残されたまま。
もしや、あの人は私の?!
願望や希望なのか、納得できる出自を知りたくなるのは心情だもの!そうであったのならばと願うように読み進めました。
あまりにも過酷な状況なのに、物怖じせずに前に突き進むエイブリーの表情が段々と大人びて見えてくる。
彼女の成長物語でもありますね。
光輝く程その闇も深く暗い。ホーソーン家の未知なる莫大な力、物語を彩る魅力的な御曹司の一挙手一投足に揺さぶられる乙女もくすぐったく、まだこれからひと山ふた山あるのでは?と期待値も上がります。
スリリングでドラマチックな展開に、無我夢中で読み耽りました。
今後どうなる!目が離せないシリーズです
非力なんだけど勇気はある。頭もいい。応援したくなります。
伊勢治書店ダイナシティ店 こせむらさん
表紙の絵と題名から、児童書なのかな?と勝手に想像していました。前作読んでいないのですが大丈夫、楽しめました。主人は、大富豪生活という異世界へ召喚されてしまった女の子。イケメン王子様もいるけれど謎がいっぱいの「ゲーム」に参加しないといけない。非力なんだけど勇気はある。頭もいい。応援したくなります。果たして幸せになれるのかな?と心配になるし、まだまだ謎はあるので続きが楽しみです。
個人的にはグレイソン推しです。だけどグレイソンて何となく損な役回りそうで報われなそう。
学校図書館関係者 山崎清子さん
個人的にはグレイソン推しです。だけどグレイソンて何となく損な役回りそうで報われなそう。
こういう表現をすることが適しているか不明ですが、
ナッシュ・ジェイムソン→グリフィンドール
グレイソン→レイブンクロー
ザンダー→ハッフルパフ
…にいそうなイメージです。エイブリーもグリフィンドールぽい。
罪悪感がないのも困りものだけれど、自分の罪悪感にだけしがみつかれるのも困ったものだな、…と大人たちに対しては思ってしまいます。
さらなる謎に引き込むようで物語に呑み込まれていく感覚を味わえる。
元書店員 河野邦広さん
大富豪の遺産を相続したエイブリー。一変した生活に戸惑いながら提示された謎を追い求めているがさらなる謎が追いかけてくる・・・。
残された謎をパズルのように解く度に新たな謎が顕れ続けるようで、さらなる混迷が増していく。そしてさらにはパズルのような謎同様、家族や恋愛など愛憎含んだ人間関係も混迷を深めるようで、様々な方向で緊張感を増してゆく。キーパーソンの登場で落ち着くかと思いきや、さらなる謎に引き込むようで物語に呑み込まれていく感覚を味わえる。
恋模様に、サスペンスとさらに引きずり込むシンデレラストーリー第2弾。
主人公の謎を絡めた複雑な人間関係が大きな魅力のシリーズ
レビュアー 入江健太さん
タイトルの通り、大富豪の遺言を元に遺産相続を巡る問題を解決していくシリーズであるが、今作も過去の遺産相続の物語と違い、サスペンスや主人公を取り巻く人間関係に見どころが満載であっという間に読み終わってしまった。
前作では、ホーソーン家の広大な敷地内で様々な謎解きを行っており、メインの遺言の謎はやり尽くしたと感じていたが、本作では過去に事故で死んでしまった大富豪の息子であるトビーを始めとした、4兄弟以外のホーソーン家ににスポットが当てられ物語が進んでいく。前作とは違った謎や展開で飽きることがなく最後まで読むことができた。
このミステリ的な展開の多さだけでなく、相続人に選ばれた主人公の謎を絡めた複雑な人間関係が大きな魅力のシリーズであるといえる。
これだけやり尽くした感じがあっても、まだまだ謎が残されており、本国で大人気になったのも頷ける完成度であった。続編も必ず手に取りたいです。
【冒頭部分を試し読みする】
『相続ゲーム2 ホーソーン家の遺産 エイブリーと秘密の家系図』
ジェニファー・リン・バーンズ 著
代田亜香子 訳
四六判並製 400頁
本体1900円+税
購入サイト
著者:ジェニファー・リン・バーンズ
日本初紹介となる本書『相続ゲーム2 ホーソーン家の遺産 エイブリーと秘密の家系図』(全三部作)のほか、『GRANDEST GAMES』シリーズなど20冊以上もの作品を世に出し、今なお新たな物語を紡ぎ続けるロマンス&ミステリーの旗手。2012年にイェール大学で博士号を取得し、長年にわたり心理学とプロフェッショナル・ライティングの教授として教鞭をとった。
訳者:代田亜香子(だいた あかこ)
立教大学英米文学科卒業。主な訳書に本書『相続ゲーム2 ホーソーン家の遺産 エイブリーと秘密の家系図』(全三部作)のほか、『プリンセス・ダイアリー』シリーズ(静山社)、『バスカヴィルホールのありえない物語』シリーズ(ポプラ社)、『七月の波をつかまえて』(岩波書店)、『翼はなくても』(静山社)、『希望のひとしずく』(理論社)、『アイとムリ』(小学館)、『ズートピア2』(小学館)、『メイジー・チェンのラストチャンス』(作品社)など。